日国友の会



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とよたけざ【豊竹座】

読者カード 用例 2023年05月24日 公開

2019年10月11日 古書人さん投稿

用例:降って元禄十五年に至り、豊竹越前少椽といふ者、播磨と加賀と義太夫と此の三つを折衷して、始めて道頓堀に豊竹座(トヨタケザ)を設け、これより大坂には竹本(たけもと)豊竹(とよたけ)のニ座双び行はれけり。〔雑録・娘義太夫〕
『文藝倶楽部(第二巻第四編)』 1896年3月10日 靑々園
語釈:人形浄瑠璃の芝居小屋。元祿一六年(一七〇三)に豊竹若太夫が大坂の道頓堀に建て、紀海音を座付作者とするなど、西の竹本座に対し東の芝居として対抗した。明和二年(一七六五)に閉座。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『竹豊故事』(1756)からルビなしの例が添えられています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第四編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年3月10日

著者・作者:靑々園

掲載ページなど:178ページ下段後ろから2行目

発行元:博文館