日国友の会



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くちがたり【口語】

読者カード 用例 2023年05月24日 公開

2019年10月11日 古書人さん投稿

用例:これを専門の家業となし、口語(クチガタ)りと中語(なかがた)り及び自身と三人だけにて、繰り芝居の如く終日通(とほ)し物(もの)を語らず、〔雑録・娘義太夫〕
『文藝倶楽部(第二巻第四編)』 1896年3月10日 靑々園
語釈:(3)浄瑠璃の各段を口(くち)、中(なか)、切(きり)と分けた時、最初の口の部分を語る太夫のこと。端場(はば)語り。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:第2版では、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)の例が早いのですが、6年さかのぼることになります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第四編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年3月10日

著者・作者:靑々園

掲載ページなど:179ページ下段後ろから9行目

発行元:博文館