くちがたり【口語】
読者カード 用例 2023年05月24日 公開
用例: | これを専門の家業となし、口語(クチガタ)りと中語(なかがた)り及び自身と三人だけにて、繰り芝居の如く終日通(とほ)し物(もの)を語らず、〔雑録・娘義太夫〕 |
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『文藝倶楽部(第二巻第四編)』 1896年3月10日 靑々園 | |
語釈: | (3)浄瑠璃の各段を口(くち)、中(なか)、切(きり)と分けた時、最初の口の部分を語る太夫のこと。端場(はば)語り。 |
コメント:解釈3の事例で遡ります
編集部:第2版では、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)の例が早いのですが、6年さかのぼることになります。
著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第四編)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年3月10日
著者・作者:靑々園
掲載ページなど:179ページ下段後ろから9行目
発行元:博文館