ウパニシャッド【優婆尼沙土】
読者カード 用例 2020年02月01日 公開
用例: | 原爆はまだ彼のウパニシャッド哲学の深遠な引用に耐えるほど、何かしらでかいものだよ。 |
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『ベトナムから遠く離れて〈第十八章四〉』 1980-89年 小田実 | |
語釈: | 〔名〕(サンスクリット Upaniṣad)《ウバニシャット》古代インドの哲学書の一群。バラモン教の聖典であるベーダに付属する。長い期間にわたってつくられ、数が非常に多い。インド思想の根本である個人我(アートマン)と宇宙我(ブラフマン)の一致を説いた点が特色。その後の宗教、哲学に大きな影響を与えた。ベーダーンタ。 |
コメント:用例がなかったので。「ウパニシャッド哲学」のほうがよかったでしょうか。第一巻の最終頁に「群像」1980年8月号~、第三巻に~1989年9月号連載とあります。
編集部:2018年3月24日付け投稿(2019年11月29日付け公開)で、古書人さんに姉崎正治『印度宗教史』(1897)からルビのない例をご紹介いただいています。
著書・作品名:ベトナムから遠く離れて〈第十八章四〉
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1980-89年
著者・作者:小田実
掲載ページなど:515ページ上段10行目〔小田実『ベトナムから遠く離れて2』、1991〕
発行元:講談社