こうぎん【高吟】
読者カード 用例 2020年05月31日 公開
用例: | 〔九・厳閤尚書授後漢書畢各詠史得黄憲詩序〈菅原道真〉〕 厳涼景気、方酔上界之煙霞。満月光暉、盛陳中庭之玉帛。数盃快飲、一曲高吟。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)(─する)声高く詩歌を吟ずること。高詠。高唱。 |
コメント:
編集部:第2版では、『明極楚俊遺稿』(14C中か)の例が早く、漢籍は古楽府『傷歌行』が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:284ページ上段10行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店