日国友の会



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いちえいいちぎん【一詠一吟】

読者カード 用例 2020年06月09日 公開

2019年10月15日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一一・対残菊待寒月詩序〈紀長谷雄〉〕
雖無盃杓、雖無管絃、一詠一吟、遣懐於筆硯之間耳」
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕(「詠」も「吟」も詩歌を作りうたうこと)詩歌を作ったりそれを歌ったりすること。

コメント:

編集部:第2版では、『本朝無題詩』(1162-64頃)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和は『晋書』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:316ページ下段6行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店