おんぎょく【音曲】
読者カード 用例 2020年06月13日 公開
用例: | 〔一四・為右近中将源宣方四十九日願文〈大江匡衡〉〕 窓中堆詩書、舒巻罷而塵空積。台上留糸竹、音曲尽而風独悲。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)楽器で演奏するものや人が歌うものの総称。現在では、多く、三味線に合わせてうたう俗曲をいう。 |
コメント:
編集部:第2版では、『名語記』(1275)から早い例が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:373ページ下段後ろから3行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店