日国友の会



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とうがん【桃顏】

読者カード 用例 2020年06月18日 公開

2019年10月17日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一一・観賜群臣菊花詩序〈紀長谷雄〉〕
可以仏花首之雪、可以発桃顏之紅、遂以飽於徳酔於恩、不知手之舞足之踏。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕若く美しい女性の顔を桃の花にたとえていう語。

コメント:

編集部:第2版では、『詩序集』(1133頃)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和は漢籍例はなく、『平家物語』の例が見えます。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:314ページ下段11行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店