日国友の会



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かかい【葭灰】

読者カード 用例 2020年06月18日 公開

2019年10月17日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一二・大宰府荅新羅返牒〈菅原淳茂〉〕
過而不改、奈其余何。但輝喦等、遠疲花浪、漸移葭灰。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕葦(あし)の灰。また、葦の幹の中の膜を焼いた灰を楽器の律管の中に入れて気候を占うところから、時節、気候、歳月をいう。

コメント:

編集部:第2版では、『本朝無題詩』(1162-64頃)の例が引かれ、補注として『後漢書』に見える由来の文章を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:340ページ上段2行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店