けつぶん【欠文・闕文】
読者カード 用例 2020年06月18日 公開
用例: | 〔一二・為僧正覚慶答大宋国奉先寺和尚牒〈大江匡衡〉〕 対玉簡而増日域之光曜、開石函而補天台之闕文。 |
---|---|
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕文章の字句または文が、一部分ぬけおちていること。また、そのぬけおちた文章。脱文。 |
コメント:
編集部:第2版では、『新撰朗詠集』(12C前)の例が早く、漢籍は『論語』から引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:340ページ下段2行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店