日国友の会



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いくたまじんじゃ【生玉神社】

読者カード 用例 2023年06月02日 公開

2019年10月19日 古書人さん投稿

用例:大阪では生玉神社(イクダマジンジャ)境内の櫻を夜見るものと定めたるは、何所の呑抜けの發明かは知らねど、〔雑録・浪華遊山〕
『文藝倶楽部(第二巻第四編)』 1896年3月10日 百橋逸人
語釈:「いくくにたまじんじゃ(生国魂神社)」の通称。

コメント:遡ります

編集部:2013年7月1日付けで、谷口梨花『汽車の窓から 西南部』(1918)の例をご紹介いただいていますが、さらに、22年さかのぼります。「いくだまじんじゃ」ともいうようですね。ちなみに、「生国魂神社」の語釈は「大阪市天王寺区生玉(いくたま)町にある神社。旧官幣大社。主祭神は生島神(いくしまのかみ)、足島神(たるしまのかみ)。神武天皇の創祀と伝えられる。大坂城築城の際、現在地に移る。屋根の構造は生国魂造(生玉造)として知られる。難波坐生国咲国魂(なにわにますいくくにさきくにたま)神社。難波大社。生玉神社。生玉さん」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第四編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年3月10日

著者・作者:百橋逸人

掲載ページなど:200ページ下段8行目

発行元:博文館