日国友の会



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こんせき【痕跡】

読者カード 用例 2020年07月01日 公開

2019年10月20日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一三・請修餝美福門額宇告弘法大師文〈大江以言〉〕
伏乞、尊像示以許否。若可許所請者、尋痕跡而添粉墨。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕ある物事が過去にあったことを示す、かすかなあと。形跡。

コメント:

編集部:第2版では、中村正直役『西国立志編』(1870-71)から早い例が引かれています。ちなみに、大漢和は「痕迹」に『清国行政法神』を引き、「痕磧」に『摭言』を引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:347ページ上段13-14行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店