きゅうりょう【給料】
読者カード 用例 2020年07月27日 公開
用例: | 〔六・申男輔照学問料状〈菅原文時〉〕 伏検案内、文章得業生、新欲被補。給料学生、随則可有闕。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕(1)平安時代以降、大学寮紀伝道の学生(学生、擬文章生、文章生)に給された学問料。宣旨によって毎月穀倉院から給与されるが、藤原氏にはこの他勧学院から給される学問料もあった。姓を冠して藤給料、菅給料ということもある。灯燭料。また、転じて、学問料を給される文章生をもいう。 |
コメント:
編集部:第2版では、『中右記』承徳2年(1098)3月21日付け記事から早い例が引かれています。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:229ページ下段7-8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店