日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ほくちあざみ【火口薊】

読者カード 用例 2020年02月21日 公開

2019年10月26日 ねじり草さん投稿

用例:餅にするには元来その葉の綿毛を利用したもので〈略〉所によってはキツネアザミ、ホクチアザミなども用いられる。
『植物一日一題』 1953年 牧野富太郎
語釈:〔名〕キク科の多年草。愛知県以西の四国、九州の山地の草原に生え、地下茎がある。高さ一〇~三〇センチメートル。下葉はやじり形、梢葉は披針形でともに縁は歯牙状、下面に綿毛がある。八~一〇月、頭状花は筒状の総苞で散房花序に咲く。葉の裏にある白毛を火口にみたててこの名がある。ささごぼう。うらじろ。学名はSaussurea gracilis

コメント:用例がなかったので。最後の情報に、底本「植物一日一題」博品社1998年、底本の親本「随筆 植物一日一題」東洋書館1953(昭和28)年3月とあります。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:植物一日一題

媒体形式:その他

刊行年(月日):1953年

著者・作者:牧野富太郎

掲載ページなど:青空文庫

発行元:青空文庫