日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ひっこう【筆耕】

読者カード 用例 2020年09月04日 公開

2019年11月01日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一〇・侍北野廟詩序〈高階積善〉〕
栄路遙而難期、春陽薄寒木之頂、筆耕疲以未獲、秋風暮虚苗之畦。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕写字や清書をすること。それによって報酬を受けること。また、その人。文筆で生活することもいう。

コメント:

編集部:第2版では、『新撰朗詠集』(12C前)の例が早く、漢籍は任昉『為蕭揚州薦士表』の例が引かれています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:292ページ上段5行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店