もんきん【悶襟】
読者カード 用例 2020年09月13日 公開
用例: | 〔一二・老閑行〈菅原文時〉〕 不能灌園栫澱営作業、不能習絃学歌散悶襟。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕心中のもだえ。心の晴れない胸のうち。苦しみ。 |
コメント:
編集部:第2版では、『本朝続文粋』(1142-55頃)から早い例が引かれています。ちなみに、『大漢和辞典』に見出しなし。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:327ページ上段8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店