日国友の会



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もんきん【悶襟】

読者カード 用例 2020年09月13日 公開

2019年11月01日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一二・老閑行〈菅原文時〉〕
不能灌園栫澱営作業、不能習絃学歌散悶襟。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕心中のもだえ。心の晴れない胸のうち。苦しみ。

コメント:

編集部:第2版では、『本朝続文粋』(1142-55頃)から早い例が引かれています。ちなみに、『大漢和辞典』に見出しなし。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:327ページ上段8行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店