日国友の会



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えんえん【煙炎】

読者カード 項目 2020年09月17日 公開

2019年11月01日 若桜木虔さん投稿

用例:〔一二・詰眼文〈三善清行〉〕
対燭照帙、忘煙炎之熏眸、堆雪読書、忍氷凍之凝睫。
『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡
語釈:〔名〕煙と炎。また、今にも消えそうな火。

コメント:

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに,『大漢和辞典』では、煙と炎の意味の例として『呉志』から、消えかかった火の意味の例として『後漢書』から、それぞれ引いています。

著書・作品名:本朝文粋

媒体形式:その他

刊行年(月日):1060頃年

著者・作者:藤原明衡

掲載ページなど:328ページ上段6行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕

発行元:岩波書店