しょうじん【小人】
読者カード 用例 2023年06月06日 公開
| 用例： | 夫の些事に怒りて聲を大にし腕を扼するごときは市井の小人（シャウジン）の怒りにして、實に忌むべく笑ふべく、半文錢（はんもんせん）の價値も無き怒りのみ。〔憤ることの價値〕 |
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| 『小国民（第５年第４号）』 1893年2月15日 幸田露伴 | |
| 語釈： | 〔名〕(1)幼少の人。少年。子ども。こもの。しょうにん。 |
コメント：「しょうじん」の確例です
編集部：第2版では、中世から近世までの用例が添えられていますが、すべて表記は「少人」になっています。「小人」の例はご紹介いただいた例が初となります。
著書･作品名：小国民（第５年第４号）
媒体形式：雑誌
刊行年（月日）：1893年2月15日
著者･作者：幸田露伴
掲載ページなど：１ページ下段後ろから6行目
発行元：学齢館