日国友の会



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はんもんせん【半文銭】

読者カード 用例 2023年06月06日 公開

2019年11月04日 古書人さん投稿

用例:夫の些事に怒りて聲を大にし腕を扼するごときは市井の小人(しゃうじん)の怒りにして、實に忌むべく笑ふべく、半文錢(ハンモンセン)の價値も無き怒りのみ。〔憤ることの價値〕
『小国民(第5年第4号)』 1893年2月15日 幸田露伴
語釈:〔名〕「はんもん(半文)」に同じ。

コメント:和文例がないので

編集部:第2版では、『羅葡日辞書』(1595)と『日葡辞書』(1604-05)の例が添えられています。ちなみに、「半文」の語釈は「一文(いちもん)の半分。きなか。半文銭。転じて、わずかの金銭」となっています。

著書・作品名:小国民(第5年第4号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1893年2月15日

著者・作者:幸田露伴

掲載ページなど:1ページ下段後ろから4行目

発行元:学齢館