だくは【濁波】
読者カード 用例 2020年10月27日 公開
用例: | 〔六・為宮道義行申安房能登淡路等守状〈大江以言〕 当于斯時、偶逃西海之濁波、纔帰東洛之旧士。 |
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『本朝文粋』 1060頃年 藤原明衡 | |
語釈: | 〔名〕濁った水流の波。濁流の波。 |
コメント:
編集部:第2版では、国木田独歩の『忘れえぬ人々』(1898)から早い例が引かれています。大漢和に見出しなし。
著書・作品名:本朝文粋
媒体形式:その他
刊行年(月日):1060頃年
著者・作者:藤原明衡
掲載ページなど:224ページ後ろから3行目〔『新日本古典文学大系27』、1992〕
発行元:岩波書店