さんけんぶんりつ【三権分立】
読者カード 用例 2020年03月27日 公開
用例: | 此三権分立は直に『万法精理』より来り |
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『第二之維新〈第一期〉』 1893年 人見一太郎 | |
語釈: | 〔名〕国家権力を立法・司法・行政の三種に分け、相互間の抑制と均衡によって、国民の政治的自由を確保しようとする近代民主政治の基本原理。ロック、モンテスキューらによって唱えられ、各国の近代憲法に大きな影響を与えた。特に、アメリカ合衆国憲法では厳格に実現された。権力分立。 |
コメント:さかのぼります。457頁下段に明治26年2月とあります。
編集部:第2版では、早坂二郎・松本悟朗『尖端語百科辞典』(1931)の例が添えられていますが、38年さかのぼります。
著書・作品名:第二之維新〈第一期〉
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1893年
著者・作者:人見一太郎
掲載ページなど:153ページ下段本文4行目〔『明治文学全集36 民友社文学集』、1970〕
発行元:筑摩書房