にやりにやり
読者カード 用例 2020年03月30日 公開
用例: | 売出掛はニヤリニヤリ笑つて切符を出さんともせず〈第二信〉 |
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『新聞記者の十年間』 1899年 平田久 | |
語釈: | 〔副〕(多く「と」を伴って用いる)「にやり」を重ねて、強調、または反復・継続を示す語。 |
コメント:さかのぼります。461頁上段に明治32年11月とあります。
編集部:第2版では、永井荷風『濁りそめ』(1900)の例が早いのですが、さらに、1年さかのぼります。
著書・作品名:新聞記者の十年間
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1899年
著者・作者:平田久
掲載ページなど:290ページ下段15行目〔『明治文学全集36 民友社文学集』、1970〕
発行元:筑摩書房