つけめん【付麺】
読者カード 項目 2020年01月30日 公開
用例: | 私は日本を出るまでは、この五、六年ずっと、元禄回転寿司に、吉野家の牛丼、大王つけ麺の、くり返しのワンパターンで、胃袋がひどく小さくなってしまっている。 |
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『旅券のない』 1983年 胡桃沢耕史 | |
語釈: | 〔名〕麺料理の一種。茹でた中華麺を盛り、別の器の付け汁に付けて食べるもの。 |
コメント:新横浜ラーメン博物館の公式サイトの「日本のラーメンの歴史」では1955年、中野「大勝軒」にて、山岸一雄氏がつけ麺を開発とあります。1973年には、大規模チェーン「元祖つけ麺大王」が創業し、「つけめん」というメニューを出しています。また、1970年代から1980年代初頭にかけて、ハウス食品から〈つけ麺〉という商品が発売されていました。しかし、文献で遡れる最古は、当該の用例です。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:旅券のない
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1983年
著者・作者:胡桃沢耕史
掲載ページなど:
発行元:講談社