たてばんこ【立板子・立版古】
読者カード 用例 2020年03月20日 公開
用例: | 箱芝居乞食(はこしばゐこじき) ツマラヌ立(たて)ばんこを持(も)ちて |
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『滑稽新聞 第30号・明治35年6月15日〈葦分舟〉』 1902年 宮武外骨 | |
語釈: | 〔名〕遠近をとったわくに、紙細工の切り抜き絵の建物や人物、樹木を並べたもの。最初、茶室の立体設計図として用いられ、その後一般に子どものおもちゃとして行なわれた。起絵(おこしえ)。《季・夏》 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では,高浜虚子『虚子俳句集』(1935)の例が添えられていますが、33年さかのぼります。
著書・作品名:滑稽新聞 第30号・明治35年6月15日〈葦分舟〉
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1902年
著者・作者:宮武外骨
掲載ページなど:367ページ中段 〔『宮武外骨・滑稽新聞』第壹冊(第1号~第30号)、1985〕
発行元:筑摩書房