つねは【常は】
読者カード 用例 2020年04月01日 公開
用例: | あだなりと常は知りにき桜花惜しむほどだにのどけからなむ(五五・天徳四年三月卅日 内裏歌合、廿巻本・9) |
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『天徳四年内裏歌合』 960年 萩谷朴 | |
語釈: | (1) 日常・平生を、特定の日と区別して表わす。いつもは。つねひごろは。 |
コメント:①の語釈でさかのぼる用例だと思います。
編集部:第2版では、『拾遺和歌集』(1005-07頃か)の例が早い例として添えられています。
著書・作品名:天徳四年内裏歌合
媒体形式:単行本
刊行年(月日):960年
著者・作者:萩谷朴
掲載ページなど:372ページ〔『平安朝歌合大成 増補新訂 第一巻』、1995〕
発行元:同朋舎出版