日国友の会



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つねは【常は】

読者カード 用例 2020年04月01日 公開

2020年03月29日 monoさん投稿

用例:あだなりと常は知りにき桜花惜しむほどだにのどけからなむ(五五・天徳四年三月卅日 内裏歌合、廿巻本・9)
『天徳四年内裏歌合』 960年 萩谷朴
語釈:(1) 日常・平生を、特定の日と区別して表わす。いつもは。つねひごろは。

コメント:①の語釈でさかのぼる用例だと思います。

編集部:第2版では、『拾遺和歌集』(1005-07頃か)の例が早い例として添えられています。

著書・作品名:天徳四年内裏歌合

媒体形式:単行本

刊行年(月日):960年

著者・作者:萩谷朴

掲載ページなど:372ページ〔『平安朝歌合大成 増補新訂 第一巻』、1995〕

発行元:同朋舎出版