日国友の会



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コンティニュイティー

読者カード 語釈 2020年06月03日 公開

2020年05月08日 monoさん投稿

用例:從來鬱積し集中して來た心熱が、心身の小康と共に散漫に流れて、俺は暫く自分の生涯を貫く連續(コンテイニユイテイ)の絲を見失ふ事を感ずる。(三太郎の日記 第貮)222ページ

併し全生涯を一貫す可き連續(コンテイニユイテイ)を缺くが故に、凡ての部分を全體の基礎の上に置き、凡ての刹那を「永遠」の象徴として生きようとする者にとつては、淋しく、空しく、頼りない感じがない譯に行かない。(三太郎の日記 第貮)253ページ
『合本 三太郎の日記』 1918年 阿部次郎
語釈:〔名〕(英 continuity)連続。継続性。〔cf.『ランダムハウス英和大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:新しい語釈を投稿します。

編集部:第2版では、「コンテ」の意味のみの記述になっています。

著書・作品名:合本 三太郎の日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1918年

著者・作者:阿部次郎

掲載ページなど:222ページ、253ページ

発行元:岩波書店