日国友の会



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コンテキスト

読者カード 用例 2020年06月16日 公開

2020年05月15日 monoさん投稿

用例:君は著者は無意識の偉大や碎けたる心や自己沈潛を説く人だが、「然し」著者の文章には(從つてコンテキストから推せばその人格生活には)未だ此等のものゝ味が出てゐないと云つた。(三太郎の日記 第貮)
『合本 三太郎の日記』 1918年 阿部次郎
語釈:〔名〕(英 context)《コンテクスト》文章において、文意あるいは語の意味を決定する前後の関係。文脈。

コメント:さかのぼります。

編集部:2018年2月8日付けで、ねじり草さんに、桑原武夫『伝承問答』(1949)の例をご紹介いただいていますが、31年さかのぼります。

著書・作品名:合本 三太郎の日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1918年

著者・作者:阿部次郎

掲載ページなど:355ページ

発行元:岩波書店