へへののもへじ
読者カード 用例 2020年06月11日 公開
用例: | 唯指の先に涎をつけて、心の隅に積つた塵の上に、へへののもへじを書くことに過ぎなかつた。(三太郎の日記 第壹) |
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『合本 三太郎の日記』 1918年 阿部次郎 | |
語釈: | 〔名〕文字の遊戯の一つ。平がなの「へへののもへじ」の七字で人の顔を描くもの。へへののもへいじ。へのへのもへじ。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、一瀬直行『彼女とゴミ箱』(1931)の例が添えられていますが、13年さかのぼります。
著書・作品名:合本 三太郎の日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1918年
著者・作者:阿部次郎
掲載ページなど:13ページ
発行元:岩波書店