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こうぞうてき【構造的】

読者カード 用例 2020年08月08日 公開

2020年06月06日 monoさん投稿

用例:「凡そ文学に於て構造的美観を最も多量に持ち得るものは小説である」と云ふ谷崎氏の言には不服である。(二 谷崎潤一郎氏に答ふ)
『文芸的な余りに文芸的な』 1931年 芥川竜之介
語釈:〔形動〕ある全体を成り立たせている諸要素が相互に連関しているさま。一つのまとまったものとして組み立てられている様子。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、伊藤整『小説の方法』(1948)の例が添えられていますが、さらに、17年さかのぼります。

著書・作品名:文芸的な余りに文芸的な

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1931年

著者・作者:芥川竜之介

掲載ページなど:7ページ

発行元:岩波書店