きゅうしんりょく【求心力】
読者カード 語釈 2020年07月30日 公開
用例: | 一方では、官僚(れう)がなほ明治以來の求(キウ)心力を保持し他(た)方では、政黨(せいとう)が面目こそ潰(つぶ)されたが、明治以來築き上げた求(キウ)心力を失(うしな)ひ切つてゐない。 |
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『読売新聞』 1936年10月9日 長谷川如是閑 | |
語釈: | 比喩的に、ある物事を中心に進行させる力。他人を引きつける力。 |
コメント:「遠心力」に語釈(2)があること、特に現代では社会的・政治的文脈で(「遠心力」との対ではなく)単独で用いられることが多いように感じることから。
編集部:第2版では、物理的な意味のみの記述となっていますが、新しくブランチをもうけたほうがいいですね。
著書・作品名:読売新聞
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1936年10月9日
著者・作者:長谷川如是閑
掲載ページなど:東京夕刊1ページ
発行元:読売新聞社