日国友の会



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かいていりつれい【改定律例】

読者カード 用例 2020年09月02日 公開

2020年07月31日 とねさん投稿

用例:此(この)節(せつ)は彼方(そつち)の寄留書生(りうしよせい)も仏蘭西民法(ふらんすみんぱふ)此方(こつち)の下宿屋(げしゆくや)の二階(にかい)でも改定律領〔ママ〕(カイテイリツレイ)なんでもかでも法律(はふりつ)ずくめ
『団団珍聞 第1号』 1877年3月14日
語釈:明治六年(一八七三)に公布された刑法。三巻一四律三一八条。司法卿江藤新平が中心となり、フランスなどの刑法を参考にして新律綱領を修正、補充したもの。同一五年旧刑法が実施されるまで行なわれた。

コメント:遡ります。表記は原文通りですが、新律綱領の「領」に引っ張られたものかもしれません。

編集部:第2版では、中江兆民『一年有半』(1901)の例が添えられていますが、さらに、24年さかのぼります。

著書・作品名:団団珍聞 第1号

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1877年3月14日

著者・作者:

掲載ページなど:6ページ〔影印 清水勲(編)『漫画雑誌博物館 明治時代編 団団珍聞1』(国書刊行会、1986)〕

発行元:團々社