はめころし【嵌殺】
読者カード 用例 2020年08月08日 公開
用例: | 障子を枠に取附る法に種々あり(中略)釘付け或は螺子締(ねぢじめ)となして開放すること能はざる者を嵌殺(ハメゴロシ)障子或は造附(つくりつけ)障子と稱す |
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『建築学階梯 巻之中』 1888年 中村達太郎 | |
語釈: | 〔名〕障子や窓を、開閉できないように取りつけること。また、そのような構造。 |
コメント:この用例では連濁形でした
編集部:2020年7月29日付けで、『大日本国語辞典 第四巻』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼります。語釈に(「はめごろし」ともいう)と補うべきでしょうね。
著書・作品名:建築学階梯 巻之中
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1888年
著者・作者:中村達太郎
掲載ページなど:109
発行元:米倉屋書店