日国友の会



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ミュンヘン

読者カード 用例 2020年09月06日 公開

2020年08月12日 Rubraさん投稿

用例:千八百二十七年慕尼克(ミュニセン)及び其近傍にて始て消滅するに至れり
『官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)』 1862年 洋書調所(該当部分は杉田玄瑞訳)
語釈:(Munchen)ドイツ南東部の商工業都市。イザール川の両岸にまたがる。バイエルン州の州都。一一五八年ハインリヒ獅子公が建設。一八〇六年バイエルン王国の首都となった。第一次世界大戦後は革命運動の中心地となり、ナチス運動の発祥地ともなった。国立劇場、国立博物館などがある。ビール醸造・光学機械工業などが盛ん。

コメント:遡ります

編集部:語形については、別項とすべきか、異形としてまとめるべきかさらに検討が必要ですが、2008年2月27日付けで、古書人さんに「ミュンヘン」の例としてご紹介いただいている久米邦武『米欧回覧実記』(1877)よりも、15年さかのぼります。

著書・作品名:官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1862年

著者・作者:洋書調所(該当部分は杉田玄瑞訳)

掲載ページなど:九丁右

発行元:萬屋兵四郎