日国友の会



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とんぷく【頓服】

読者カード 用例 2020年10月01日 公開

2020年08月12日 Rubraさん投稿

用例:硫酸クュイニネ(四十※)水(一℥)稀硫酸を以て溶化し浴中に在て頓服せしめ(※は「「氏」−「一」」のような形の、「グレーン」を表す記号)
『官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)』 1862年 洋書調所(該当部分は箕作虔儒)
語釈:〔名〕(1)薬物投与法の一種。対症療法として症状が現われるごとに服用させる服薬法。主に鎮痛・解熱・睡眠・鎮静剤などの投与に用いられる。

コメント:遡ります

編集部:2012年5月4日付けで、古書人さんに、樫村清徳編『新纂薬物学附録 全』(1877)の例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼります。

著書・作品名:官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1862年

著者・作者:洋書調所(該当部分は箕作虔儒)

掲載ページなど:十六丁左

発行元:萬屋兵四郎