かにぼたん【蟹牡丹】
読者カード 用例 2020年12月26日 公開
用例: | はたさしものゝ紋所、本の字、大の字、蟹(カニ)牡丹、桔梗、かるかや、女郎花、丸にやの字は誰が紋〈ニ〉 |
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『雑豆鼻糞軍談』 1769年 笑鵬 | |
語釈: | 〔名〕紋所の名。葉で蟹の脚およびはさみをかたどったもの。近衛家のものは、このえぼたんという。俳優、市川八百蔵・中車の替え紋でもあった。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、雑俳『柳多留-二五』(1794)の例が添えられていますが、さらに、25年さかのぼります。
著書・作品名:雑豆鼻糞軍談
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1769年
著者・作者:笑鵬
掲載ページなど:89ページ後より3行目〔『新日本古典文学大系 82 異素六帖 古今俄選 粋宇瑠璃 田舎芝居』、1998〕
発行元:岩波書店