日国友の会



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さいもつ【祭物】

読者カード 用例 2020年10月24日 公開

2020年08月13日 遠州国子さん投稿

用例:讃岐国に依女といふものあり。重病をうけていのちおはりぬ。悲しみのあまりに祭をなしたりければ、おにども祭物を納受してげり。〔巻七〕
『宝物集』 1179頃年
語釈:〔名〕祭祀の時、神前に供える物品。祭時の供物。

コメント:

編集部:第2版では、『春日社記録-中臣祐明記』承元2年(1208)9月3日付け記事の例が早いのですが、29年ほどさかのぼります。

著書・作品名:宝物集

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1179頃年

著者・作者:

掲載ページなど:297ページ6行目〔『新日本古典文学大系40』、1993〕

発行元:岩波書店