さいもつ【祭物】
読者カード 用例 2020年10月24日 公開
用例: | 讃岐国に依女といふものあり。重病をうけていのちおはりぬ。悲しみのあまりに祭をなしたりければ、おにども祭物を納受してげり。〔巻七〕 |
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『宝物集』 1179頃年 | |
語釈: | 〔名〕祭祀の時、神前に供える物品。祭時の供物。 |
コメント:
編集部:第2版では、『春日社記録-中臣祐明記』承元2年(1208)9月3日付け記事の例が早いのですが、29年ほどさかのぼります。
著書・作品名:宝物集
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1179頃年
著者・作者:
掲載ページなど:297ページ6行目〔『新日本古典文学大系40』、1993〕
発行元:岩波書店