日国友の会



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オーバーラップ

読者カード 用例 2020年10月27日 公開

2020年08月23日 ubiAさん投稿

用例:前句の世界と前々句の世界とは部分的にオーヴァーラップして居り、〈五・連句心理の諸現象〉
『連句雑俎』 1931年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 overlap)(2)(動詞としては「オーバーラップする」の形で用いる)意識、イメージなどが重なり合うこと。また、二つの現象や状況が同時に起こること。

コメント:投稿例(1935)よりも遡ります。初出(昭和六年八―十月、澁柿)とあります。

編集部:2005年10月23日付けで、古書人さんに、『萬國新語大辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。

著書・作品名:連句雑俎

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1931年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彥全集文學篇第七卷 昭和二十五年十一月五日第一刷發行 534ページ本文1行目

発行元:岩波書店