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ひゆてき【譬喩的】

読者カード 用例 2020年10月28日 公開

2020年08月23日 ubiAさん投稿

用例:此の手首の問題を想出させるやうな譬喩的な手首の問題がいろ/\あることに氣が付く。
『「手首」の問題』 1932年3月 寺田寅彦
語釈:〔形動〕他のものにたとえて表現しているさま。

コメント:第二版の用例(1941)より遡ります。初出(昭和七年三月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、杉山英樹『目撃者の反省』(1941)の例が早いのですが、9年さかのぼります。

著書・作品名:「手首」の問題

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1932年3月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆三 1992年2月4日第1刷発行 383ページ本文2行目

発行元:岩波書店