日国友の会

しごぎ【子午儀】

読者カード 用例 2020年11月21日 公開

2020年08月30日 とねさん投稿

用例:子午儀(シゴギ)は屈折子午儀(くつせつしごぎ)といふ狹(せま)い室(へや)で、これも、室前(しつぜん)のドアの脇(わき)にある大(おほ)きなハンドルを廻(まは)すと、屋根(やね)はさつと二つに割(さ)けて、眞上(まうへ)に空(そら)がひらけ、それに、望遠鏡(ぼうゑんきやう)の筒(つゝ)が向(むか)ふ裝置(さうち)になつてゐる。
『大東京遊覧地誌』 1932年 白石實三
語釈:〔名〕天体の子午線通過の時刻を観測し、またその天体の位置を観測する器械。東西に支えられた水平軸に直角に、子午線面の中だけを回転できる望遠鏡を取りつけたもの。現在では、写真天頂筒(PZT)や光電式アストロラーブが多く用いられる。

コメント:辞書以外の用例としてさかのぼります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が早く、雑誌『旅』(昭和26年(1951)6月号)の例が添えられていますが、文例としては19年さかのぼることになります。

著書・作品名:大東京遊覧地誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年

著者・作者:白石實三

掲載ページなど:58ページ

発行元:実業之日本社