日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

にじげん【二次元】

読者カード 用例 2020年12月22日 公開

2020年09月03日 ubiAさん投稿

用例:數學で、實數と虛數とをXとYとの舳にとつて二次元の量の世界を組み立てる。
『短章その一 無題(六十四)』 1927年5月 寺田寅彦
語釈:〔名〕二つの次元。特に、その状態が独立した二個の数によって定められる空間の広がり。長さと幅だけの広がり。

コメント:第二版の用例(1930)よりさかのぼります。初出(昭和二年五月、澁柿)とあります。

編集部:第2版では、寺田寅彦『映画時代』(1930)の例が早いのですが、さらに、3年さかのぼります。

著書・作品名:短章その一 無題(六十四)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1927年5月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆六 1992年5月7日第1刷発行 86ページ本文2行目

発行元:岩波書店