むてき【霧笛】
読者カード 用例 2020年11月21日 公開
用例: | 今般青森県下陸奥国尻矢崎灯台ニ於テ左ノ通リ壹箇ノ霧笛ヲ設置候條此旨布達候事 |
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『明治12年12月20日 工部省布達第十七号』 1879年12月20日 | |
語釈: | 〔名〕霧中信号の一つ。霧による視界不良の際、航海者に警告を与え海難を防止するため、船舶や灯台などが吹鳴する汽笛。明治一二年(一八七九)に青森県尻屋崎の灯台に初めて設置された。きりぶえ。 |
コメント:遡ります。読売新聞1879.12.23「工部省録事」では「むてき」とルビが振られています。
編集部:第2版では、『逓信省告示第四百六十六号』明治23年(1890)付け記事の例が早いのですが、さらに、11年さかのぼります。
著書・作品名:明治12年12月20日 工部省布達第十七号
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1879年12月20日
著者・作者:
掲載ページなど:『法令全書 明治十二年』p.1124
発行元:内閣官報局