ネオン
読者カード 用例 2020年12月25日 公開
用例: | 発見者は此新元素にネオンなる名称を附せり是れ新(New)なる意義を取りしなり而して其記号をNeとせり其密度ハ一四六七なりと云ふ〔「空気中二新元素の発見」〕 |
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『東京朝日新聞(朝刊)』 1898年8月17日 | |
語釈: | 〔名〕(英 neon)(1)希ガス元素の一つ。元素記号Ne 原子番号一〇。原子量二〇・一七九七。無色無臭の気体。大気中にわずかに存在する。液体空気を低温で蒸発してヘリウムとの混合気体とし、これから分離してつくる。一八九八年、イギリスのW=ラムゼーとM=W=トラバーズが発見。化学的に不活性。赤色部分に著しい輝線スペクトルを示す。放電管・ネオンサインなどの封入ガスに用いられる。 |
コメント:遡ります
編集部:2012年2月19日付けで、nanyakayさんに、亀高徳平『化学講義実験書』(1902)の例をご紹介いただいていますが、4年さかのぼります。発見された年の例ということになりますね。
著書・作品名:東京朝日新聞(朝刊)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1898年8月17日
著者・作者:
掲載ページなど:7ページ
発行元:朝日新聞社