日国友の会

ほんね【本音】

読者カード 用例 2024年05月21日 公開

2020年09月22日 古書人さん投稿

用例:マ一度左様(さう)した事の仕(し)て見度(みた)し。と申せしは、所謂眞音(ホンネ)にて。〔雑録 有情無情(三)〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 園部紫嬌
語釈:〔名〕(2)口に出して言うことがはばかられる本心。また、本心から言うことば。本当の気持を言うことば。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、国木田独歩『巡査』(1902)の例が早いのですが、6年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:園部紫嬌

掲載ページなど:189ページ上段後ろから7行目

発行元:博文館