日国友の会



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いっちくたっちく

読者カード 語釈 2021年03月11日 公開

2020年09月23日 とねさん投稿

用例:いつちくたつちく(⬤⬤⬤⬤⬤⬤⬤⬤)/前と同じ方法にて鬼を指定す。其時唱ふる詞(ことば)は左(さ)の如し。/いつちくたつちく太右衞門(ターエモ)どんの乙姬(ヲトヒメ)樣(さま)は。湯屋(ユーヤ)で押されて泣く聲聞けば。ちん〳〵もが〳〵おひやりこひやァりこ。
『日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)』 1901年 大田才次郎(編)
語釈:児童の遊戯で鬼を決める際の方法の一。(2)と同様、順に数えて句末に当たった者を鬼とする。

コメント:東京の子供の遊びとして記載されています。

編集部:第2版では、この意味には触れていませんね。ちなみに、(2)の語釈は「児童の遊戯の名。「ずいずいずっころばし」に似た遊戯。信州上田地方でいう」となっています。

著書・作品名:日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1901年

著者・作者:大田才次郎(編)

掲載ページなど:3ページ

発行元:博文館