はどう【波動】
読者カード 用例 2021年03月15日 公開
用例: | 後種(こうしゆ)は茶碗)を旋廻し皿中(さらなか)の波動(ハドウ)靜まるの時其茶碗の箸の方面に居(を)る者を要知の者と推定するなり。 |
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『日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)』 1901年 大田才次郎(編) | |
語釈: | 〔名〕(1)波の動くこと。また、ある事象・事件などの影響が、波のように次第に伝わっていくこと。 |
コメント:辞書以外の用例として遡ります。また文字通り「波の動くこと」の例として。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が早く、文例としては夏目漱石『草枕』(1906)よりも5年さかのぼります。
著書・作品名:日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1901年
著者・作者:大田才次郎(編)
掲載ページなど:17ページ
発行元:博文館