日国友の会



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はどう【波動】

読者カード 用例 2021年03月15日 公開

2020年09月24日 とねさん投稿

用例:後種(こうしゆ)は茶碗)を旋廻し皿中(さらなか)の波動(ハドウ)靜まるの時其茶碗の箸の方面に居(を)る者を要知の者と推定するなり。
『日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)』 1901年 大田才次郎(編)
語釈:〔名〕(1)波の動くこと。また、ある事象・事件などの影響が、波のように次第に伝わっていくこと。

コメント:辞書以外の用例として遡ります。また文字通り「波の動くこと」の例として。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が早く、文例としては夏目漱石『草枕』(1906)よりも5年さかのぼります。

著書・作品名:日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1901年

著者・作者:大田才次郎(編)

掲載ページなど:17ページ

発行元:博文館