日国友の会



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ちょんがくれ【ー隠】

読者カード 用例 2021年03月19日 公開

2020年09月24日 とねさん投稿

用例:此戯(このぎ)普通の目かくしと異(かは)り發見するのみに止(とゞ)まらず。捕へざれば鬼の役目を了(をは)らざるもの故(ゆゑ)に。其(その)潜伏する塲所を豫め定め置くなり。範圍は極めて狹隘(けふあい)に限定し。一見發見し得る位の塲所となすが爲(ため)に。一寸(チヨン)がくれの名(な)あるか。
『日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)』 1901年 大田才次郎(編)
語釈:〔名〕子どもの遊びの一つ。かくれんぼう。

コメント:遡りはしませんが、散文の例として。

編集部:第2版では、岡本昆石編『吾妻余波』(1885)という図録から早い例が引かれていますが、文例としては中勘助『銀の匙』(1913-15)の例よりも14年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1901年

著者・作者:大田才次郎(編)

掲載ページなど:21ページ

発行元:博文館