ちょんがくれ【ー隠】
読者カード 用例 2021年03月19日 公開
用例: | 此戯(このぎ)普通の目かくしと異(かは)り發見するのみに止(とゞ)まらず。捕へざれば鬼の役目を了(をは)らざるもの故(ゆゑ)に。其(その)潜伏する塲所を豫め定め置くなり。範圍は極めて狹隘(けふあい)に限定し。一見發見し得る位の塲所となすが爲(ため)に。一寸(チヨン)がくれの名(な)あるか。 |
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『日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)』 1901年 大田才次郎(編) | |
語釈: | 〔名〕子どもの遊びの一つ。かくれんぼう。 |
コメント:遡りはしませんが、散文の例として。
編集部:第2版では、岡本昆石編『吾妻余波』(1885)という図録から早い例が引かれていますが、文例としては中勘助『銀の匙』(1913-15)の例よりも14年ほどさかのぼることになります。
著書・作品名:日本全国児童遊戯法 上巻(東京・京都・大坂三都遊戯)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1901年
著者・作者:大田才次郎(編)
掲載ページなど:21ページ
発行元:博文館