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がのう【画嚢】

読者カード 用例 2021年03月13日 公開

2020年09月26日 ubiAさん投稿

用例:文房堂でカンバス、と畫囊とコンテを求めて歸る。
〔大正十一(1922)年四月九日〕
『寺田寅彦日記』 1922年4月9日 寺田寅彦
語釈:〔名〕主として洋画に用いる筆、絵具、紙などを入れる用具。多く、写生用に肩にかけるなどして携帯する。転じて、絵の材料や絵を書く動機となる思想などのたとえ。

コメント:第二版の用例(1931)よりさかのぼります。

編集部:第2版では、『平戸廉吉詩集』(1931)の例が添えられていますが、さらに、9年さかのぼります。

著書・作品名:寺田寅彦日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年4月9日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:163ページ本文9行目〔『寺田寅彦全集第十三巻』、一九五一年五月五日第一刷発行、一九八六年八月七日第二刷発行〕

発行元:岩波書店