日国友の会



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ぐしゃり

読者カード 語釈 2021年04月09日 公開

2020年09月27日 とねさん投稿

用例:右側、郵船ビルヂングの裏手、內外ビルヂングは、工事半ばで此の震災に襲はれた爲め、自然石を積み上げた裏側の重みに堪へず、グシヤリと潰れて就業中の人夫其の他、三百餘名は下敷きになつたまゝ、まだ手もつけられずにある。
『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編)
語釈:強い力や重みなどが加わって物がひどくつぶれるさま。

コメント:この意味には触れられていないようなので。

編集部:第2版ではブランチが3つに分かれ、「(1)湿った柔らかいものがつぶれるさまを表わす語。また、湿った柔らかいものに触った感じにもいう。びしゃり」「(2)気性などがはっきりしないさまを表わす語」「(3)ぐったりしおれたさまを表わす語」となっています。

著書・作品名:大正大震災大火災

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年10月1日

著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)

掲載ページなど:34ページ

発行元:大日本雄弁会・講談社