ぐしゃり
読者カード 語釈 2021年04月09日 公開
用例: | 右側、郵船ビルヂングの裏手、內外ビルヂングは、工事半ばで此の震災に襲はれた爲め、自然石を積み上げた裏側の重みに堪へず、グシヤリと潰れて就業中の人夫其の他、三百餘名は下敷きになつたまゝ、まだ手もつけられずにある。 |
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『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編) | |
語釈: | 強い力や重みなどが加わって物がひどくつぶれるさま。 |
コメント:この意味には触れられていないようなので。
編集部:第2版ではブランチが3つに分かれ、「(1)湿った柔らかいものがつぶれるさまを表わす語。また、湿った柔らかいものに触った感じにもいう。びしゃり」「(2)気性などがはっきりしないさまを表わす語」「(3)ぐったりしおれたさまを表わす語」となっています。
著書・作品名:大正大震災大火災
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年10月1日
著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)
掲載ページなど:34ページ
発行元:大日本雄弁会・講談社