こうしゃぐち【降車口】
読者カード 用例 2021年04月13日 公開
用例: | と、避難民で一杯だといふ東京驛內に這入らうとすると、降車口(カウシャグチ)の右手、押すな〳〵の騷ぎの中に、足許近く、糸でからげられた紙包みがある。 |
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『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編) | |
語釈: | 〔名〕駅や乗り物などで、降車する人の専用の出口。 |
コメント:わずかですが遡ります。
編集部:第2版では、嘉村礒多『業苦』(1928)の例が早いのですが、5年さかのぼります。
著書・作品名:大正大震災大火災
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年10月1日
著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)
掲載ページなど:34ページ
発行元:大日本雄弁会・講談社