すいぞう【膵臓】
読者カード 用例 2021年03月25日 公開
用例: | 糖尿病の爲膵臓が萎縮し居たる由 〔大正五(1916)年十二月十日〕 |
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『寺田寅彦日記』 1916年12月10日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕胃の後下部に位置し、消化腺と内分泌腺とが合一した臓器。ヒトでは長さ一五センチメートル、厚さ二センチメートルぐらいの細長い木の葉状をなす。消化酵素を含む膵液を膵管によって十二指腸に分泌する。内分泌機能としては膵島(ランゲルハンス島)から血液中にインシュリン・グルカゴンなどを分泌する。膵。 |
コメント:第二版の用例(1936)よりさかのぼります。
編集部:第2版では、『新語常識辞典』(1936)の例が添えられていますが、さらに、20年さかのぼります。
著書・作品名:寺田寅彦日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1916年12月10日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:201ページ本文10行目〔『寺田寅彦全集第十二巻』、一九五一年四月五日第一刷発行、一九八六年七月七日第二刷発行〕
発行元:岩波書店