かじどろ【火事泥】
読者カード 用例 2021年06月01日 公開
用例: | 神戸側が單に當分の間橫濱の生絲輸出を代行するが如く裝ふのは、今次の災害に乘じて火事泥的(クワジドロてき)行爲に出でたとの非難を免れんが爲の策に過ぎないのは、橫濱側の知悉してゐる所であるから、 |
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『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編) | |
語釈: | 〔名〕「かじばどろぼう(火事場泥棒)」の略。〔秘密辞典(1920)〕 |
コメント:わずかですが遡ります。
編集部:第2版では、生方敏郎『明治大正見聞史』(1926)の例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。
著書・作品名:大正大震災大火災
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年10月1日
著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)
掲載ページなど:101ページ
発行元:大日本雄弁会・講談社