日国友の会



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かじどろ【火事泥】

読者カード 用例 2021年06月01日 公開

2020年10月05日 とねさん投稿

用例:神戸側が單に當分の間橫濱の生絲輸出を代行するが如く裝ふのは、今次の災害に乘じて火事泥的(クワジドロてき)行爲に出でたとの非難を免れんが爲の策に過ぎないのは、橫濱側の知悉してゐる所であるから、
『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編)
語釈:〔名〕「かじばどろぼう(火事場泥棒)」の略。〔秘密辞典(1920)〕

コメント:わずかですが遡ります。

編集部:第2版では、生方敏郎『明治大正見聞史』(1926)の例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:大正大震災大火災

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年10月1日

著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)

掲載ページなど:101ページ

発行元:大日本雄弁会・講談社